ことし5月に開かれるG7のエネルギー相会合の際に各国の大臣などに贈る記念品について経済産業省が検討した結果、市内の企業が開発した空気清浄機と伝統工芸、小倉織のバッグに決まりました。
23日は、製作に関わる担当者が北九州市役所を訪れ北橋市長と懇談しました。
記念品に決まった小型空気清浄機は光触媒の技術を応用したもので、高さ25センチほどのコンパクトなサイズながら8畳の部屋で使える性能があり、同様の技術を採用した機器が国際宇宙ステーションで使われています。
また、小倉織のトートバッグは縦じまが特徴の小倉織の生地を横向きに配置するというイタリア人デザイナーの斬新なアイデアを取り入れ、男性でも使いやすいデザインが特徴です。
このほか、北九州市が主催する歓迎レセプションの会場には長さ7点5メートル小倉織の手織りの作品が7枚飾り付けられることも決まりました。
北橋市長は、「北九州市の魅力を海外に発信するチャンスです。記念品と会場の装飾で北九州市ならではのおもてなしができるよう準備を進めていきたい」と話していました。
G7のエネルギー相会合は、北九州市でことし5月1日から2日間の日程で行われます。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/5023790171.html?t=1458768439761
っておもた